JAPANSHOP 2018とモクタンカン
- Yuki Tanaka
- 2018年3月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年3月5日
今年のJAPANSHOPシリウスブースには、ICSの先生仲間であるアラキササキアーキテクツさんが開発に関わった「モクタンカン」というヒノキや杉の無垢材を足場用の単管径に加工した材を使わせていただいております。モクタンカンを組むクランプにCYUONのカラーライン「EMBELLISH」より、エアスケープカラーと新色のレモンスケープカラーの粉体塗装を施し、ブースデザインの要としました。片流れの櫓をプラン上、平行四辺形に変形させているのと、高さがあるのとで、当初は揺れとたわみについて心配されましたが、足元をオリジナルの脚部材でアンカー留めし、斜めの登り梁の自在クランプを角度に合わせて溶接することで、たわむことなく、揺れも少なくすみました。4日間の仮設ということで省いた部材もあるので、多少の揺れは良しとしました。モクタンカンの良さは無垢材ゆえに釘打ちが出来、アルミ板の色サンプルのワイヤー吊りを固定したり、照明吊りも難なく、配線露出も、タンカンの特性として許されるデザインの世界観で、温かみのある仮設建材だなと思いました。

角度が振れているので、調整に時間がかかりましたが。。。
